ラベルプリンターPhomemo M220でラッピングシールと詰め替えボトルのラベル作り
Amazonで感熱式のラベルプリンターPhomemo M220を購入した。
目的はお菓子のラッピングに使うシール、持ち物に貼るラベルなどの作成。
スマホでも使えるが、パソコンに接続して使えるというのが購入の決め手。
パソコンに接続すると、パソコンにインストールしているフォントが使えるし、パソコンで画像を作ったり加工することが多いので、パソコンでそのまま印刷できる。
これまでこういうシールを作るときは、インクジェット用のA4の宛名ラベルや、はがきサイズのラベルシールを使っていたが、断然Phomemoの方がギフトっぽいシールが作れる。
Phomemoの専用ラベルは、白以外に、透明、金色、水色、ピンクなどがある。
感熱タイプなので印字は黒だが、白地に青で印字できるラベルもある。
ラベルの素材は紙ではなく、マットなつるっとした薄いフィルムみたいな感じ。
丸いラベルや、おしゃれなグラデーションっぽいものもあったりして、テプラやインクジェット紙にはないバリエーションがある。
練習として、同封されていた40mm×30mmの白ラベルでお菓子のラッピングシールを作った。
最近グラフィックソフトをAdobe Illustratorから無料のInkscapeに乗り換えようとしているため、練習も兼ね、Inkscapeで図案を作成した。
オレンジのイラストはIllustCuteさんの素材をお借りし、ピカチュウのイラストはペンツールで描いた。
昔Illusttratorで作ったケーキやカープ坊やのラベルもInkscapeで同じように再現。
ラベルは防水ということなので、お風呂の詰め替えボトルのラベルも作った。
Inkscapeでそれらしいイラストを描き、スラブセリフ系のフォントで文字を入れた。
InkscapeからエクスポートしたPNGファイルをLabelife(パソコン用アプリ)に取り込んで印刷。
Labelifeで直接文字を入力することも可能だが、Shampoo、Conditioner、Body Soapの3パターンともフォントの大きさは同じにしつつConditionerだけ文字間隔を詰めたかったので、Inkscape側で文字もイラストも入った完成形のPNGを作った。
LabelifeもPrint Master(スマホ用アプリ)も、文字間隔を広くすることはできても、狭くすることができない。
なかなかかわいいラベルができた。
このPNGファイルをスマホに入れておけば、次回からスマホで印刷できる。
ただ問題は…お風呂場での使用は2週間ほどで色が褪せてきたこと。
洗面所のハンドソープのボトルに貼ったラベルは1か月たっても長持ちしているので、防水といっても、瞬間的に濡れるのは大丈夫といったレベル。
お風呂場のような常に水や湿気にさらされる環境下には向かない。
水に全く触れない、透明なスマホカバーの内側に貼ったラベルは、1か月たってもあまり変化なくいい感じを保っている。(感熱タイプなので1~2年しかもたないかもしれないけど。)
お風呂場で使えなかったのが少し残念だが、インジェット紙のように水が付いてにじむことはないし、幅も広くて金や透明のラベルが作れるため、ラッピングやステッカー作りに活躍しそう。
《参考》
- オレンジケーキ:IllustCuteさんの「サングラスのみかん」、フォントは「ニコモジ+」
- ピカチュウ:ポケモンスマイル(公式サイト)のイメージ参考(Inkscapeで自作)、フォントは「ニコモジ+」
- アンティークなケーキ:Vintage Cake Cliparts #3096582、フォントはMonterey BT、Little Lord Fontleroy
- カープ坊や:広島東洋カープのロゴマーク、フォントはPamega Script
- シャンプーボトル:イラストはInkscapeで自作、フォントはTypo Slab